食事とクレアチン
クレアチンを含む食べ物は?肉・魚の含有量と1食分の目安
クレアチンを含む食べ物と、1食分の目安
夕食の魚や、お弁当のお肉。クレアチンは、サプリメントだけに入っている特別な成分ではありません。肉や魚を食べることで、普段の食事からも摂っています。
まずは、どんな食品にどれくらい含まれるかを見てみましょう。量は食品中のクレアチンを整理した論文をもとに計算しています。魚は80g、お肉は100gを1食分の例にしました。実際に食べる量に合わせて、目安として使ってください。
| 食品 | 100g当たり | 1食分の例 | その量に含まれるクレアチン |
|---|---|---|---|
| 豚肉部位によって変わります | 約0.50g | 100g | 約0.50g |
| 牛肉部位によって変わります | 約0.45g | 100g | 約0.45g |
| サーモンアトランティックサーモンの値 | 約0.45g | 80g | 約0.36g |
| ブリブリの文献値 | 約0.50g | 80g | 約0.40g |
| マグロ文献に幅のある値として掲載 | 約0.27〜0.65g | 80g | 約0.22〜0.52g |
| タラタイセイヨウダラの値 | 約0.30〜0.44g | 80g | 約0.24〜0.35g |
| ニシンタイセイヨウニシンの値 | 約0.65〜1.00g | 80g | 約0.52〜0.80g |
豚肉
部位によって変わります
- 100g当たり
- 約0.50g
- 1食分の例:100g
- 約0.50g
牛肉
部位によって変わります
- 100g当たり
- 約0.45g
- 1食分の例:100g
- 約0.45g
サーモン
アトランティックサーモンの値
- 100g当たり
- 約0.45g
- 1食分の例:80g
- 約0.36g
ブリ
ブリの文献値
- 100g当たり
- 約0.50g
- 1食分の例:80g
- 約0.40g
マグロ
文献に幅のある値として掲載
- 100g当たり
- 約0.27〜0.65g
- 1食分の例:80g
- 約0.22〜0.52g
タラ
タイセイヨウダラの値
- 100g当たり
- 約0.30〜0.44g
- 1食分の例:80g
- 約0.24〜0.35g
ニシン
タイセイヨウニシンの値
- 100g当たり
- 約0.65〜1.00g
- 1食分の例:80g
- 約0.52〜0.80g
出典:Wuertzらのレビュー・表1。元の単位g/kgを換算し、小数第2位に丸めています。1食分の重量は比較のための例です。すべて調理前の重さで、焼いた後・缶詰・加工品の含有量ではありません。
同じ食品でも、種類や部位、保存・調理の条件で量は変わります。たとえば、表の「サーモン」はアトランティックサーモンの値。すべての鮭に同じ量が入っている、という意味ではありません。
また、この表は「多い順に食べるべき」というランキングではありません。手に入りやすさや好みも大切に、いつもの主菜を選ぶヒントにしてみましょう。
いつもの主菜では、どれくらい摂れる?
数字だけではイメージしにくいので、身近な3つの主菜で考えてみます。サーモン80gなら約0.36g、豚肉100gなら約0.50g、牛肉100gなら約0.45g。いずれも調理する前の食材から計算した量です。
いつもの主菜で考えると
一皿に含まれる量を、
知ることから。
サーモン調理前 80g
約0.36g
クレアチンの計算値豚肉調理前 100g
約0.50g
クレアチンの計算値牛肉調理前 100g
約0.45g
クレアチンの計算値焼き魚や炒め物にした後の量は、調理によって変わります。上の数字は、できあがった一皿を分析した結果ではありません。「肉や魚には、1食でこのくらい含まれるのだな」と、量の感覚をつかむための目安です。
クレアチンは、体の中でもつくられる
クレアチンは、細胞が使うエネルギーを補う仕組みに関わる成分です。エネルギー源の「ATP」を再び使える形に戻すのを助け、短い時間に力を出すときなどに働きます。米国NIHの解説でも、この働きが紹介されています。
食べ物から摂るだけでなく、体の中でもアミノ酸を材料につくられています。そのため、食事で摂った量だけを見て、その日のクレアチンが不足しているかどうかは判断できません。
食事と、体の中から
食べて摂る。体でもつくる。
ふたつの入り口。
肉や魚に含まれる
クレアチン
アミノ酸から
肝臓・腎臓などで
まず知っておきたいのは、「普段の食事と体の働き」と「サプリメントを使った研究」には違いがあること。次に、その違いを整理してみましょう。
食事だけで十分?サプリとの違いを考える
「必要な量を、全部食べ物から摂らなければ」と考えなくても大丈夫です。国際スポーツ栄養学会の見解では、普段のクレアチンの補充に、食事と体内での合成の両方が関わると説明されています。
一方、筋トレなどの研究では、筋肉に蓄えられる量を増やすために、サプリメントを使います。研究でよく見かける1日3〜5gは、こうした補給の方法で使われる量であり、全員が食事から摂るべき目標ではありません。
「3gを食品で摂ると?」は、量を比べるための計算
表の値でクレアチン3g分を計算すると、豚肉では約600g、牛肉やサーモンでは約670gになります。調理前の値による単純な換算で、この量を毎日食べることを勧めるものではありません。
食事のよさは、いろいろな栄養を一緒に摂れること。サプリメントは、目的に合わせて特定の成分を補う選択肢です。クレアチンのためだけに肉や魚を大幅に増やすより、食事を土台にして、自分の運動習慣や目標に合うかを考えると選びやすくなります。
筋トレを続けていて、クレアチンに関心がある方は、女性のためのクレアチン入門も参考にしてください。運動習慣がない場合の考え方は、運動しない日のクレアチンで紹介しています。
焼く・煮ると、クレアチンの量は変わる?
調理や加工によって、食品に残るクレアチンの量は変わります。タラを使った研究では、塩水に漬ける処理や加熱をした後に、食材に残る量を調べています。
食材から出る水分と一緒に失われるなど、残る量は調理の条件によって違います。また、加熱で水分が減れば、食品100g当たりの数字の見え方も変わります。「生の100g」と「焼いた後の100g」は、そのまま比べられません。
含有量を気にして、必要な加熱を省くことは避けましょう。安全に、おいしく食べられる調理を優先してください。缶詰や加工品も、表の生の魚の値をそのまま当てはめず、別の食品として考えます。
鶏肉・卵・野菜など、気になる疑問
鶏むね肉にもクレアチンは含まれますか?
鶏肉にも含まれます。Harrisらの食品分析でも、調理前の鶏肉からクレアチンが確認されています。主な一覧は、一つのレビューに掲載された調理前の値でまとめています。鶏肉の数字を載せていないことは、「含まれない」という意味ではありません。
卵や牛乳も、多く含む食品ですか?
卵や乳製品は、肉・魚と比べてクレアチンの量が少ないとレビューで整理されています。たんぱく質を摂れる食品でも、クレアチンが同じように多いとは限りません。成分の違いは、クレアチンとプロテインの比較でも解説しています。
野菜や豆類が中心だと、不足してしまいますか?
植物性食品には、クレアチンはほとんど含まれません。ただし、体内でもつくられるため、肉や魚を食べないことだけで不足とは言えません。食生活を大切にしながら、運動の目的などに合わせて補給を考えましょう。なお、KYNDには魚由来コラーゲンが含まれ、ヴィーガン向けの商品ではありません。
クレアチンが多い食品を食べると、肌にもよいですか?
この表は食品に含まれる量を示すもので、肌への効果を示すものではありません。美容の研究でどこまで分かっているかは、クレアチンと肌のハリ・弾力の記事にまとめています。
食事を大切にしながら、毎日に合う一杯を
食事も楽しみながら、体づくりの習慣を続けたい。そんな毎日にクレアチンを取り入れるなら、成分量だけでなく、使う場面や味の好みも選ぶポイントになります。
KYNDは、クレアチンに魚由来コラーゲンペプチドとビタミンCなどを組み合わせた2つのタイプです。1食当たりの配合は、クレアチン3g、コラーゲン1,000mg、ビタミンC100mg。粉末全体の重さと、クレアチンの量を分けて確認できます。
1スクープ約5gを水250mLに混ぜてお飲みください。約5gは粉末全体の重さです。詳しい原材料と使用案内は、各商品ページでご確認ください。
サプリメントは食事の代わりではありません。治療中・服薬中、妊娠・授乳中の方は使用前に医師へご相談ください。この記事の食品分析や成分研究は、KYNDの完成品での効果を示すものではありません。
含有量の条件と計算方法を詳しく読む
一覧の出典・魚の種類・1食分の計算
一覧はWuertzら「Creatine: A valuable supplement in aquafeeds?」(2023年刊行、2022年オンライン公開)の表1にある、調理前の肉・魚の値を使っています。食品の分析値を文献からまとめたレビューで、日本の店頭商品を一斉に測った結果ではありません。
サーモンはSalmo salar、ブリはSeriola quinqueradiata、タラはGadus morhua、ニシンはClupea harengusの値です。マグロは表のTunaの範囲を採用し、特定の種類・部位の値とはしていません。牛肉・豚肉も、すべての部位に共通する保証値ではありません。
換算式は「文献のg/kg × 食品の重さg ÷ 1,000」。豚肉100gなら5 × 100 ÷ 1,000=0.50g、サーモン80gなら4.5 × 80 ÷ 1,000=0.36gです。表示は小数第2位に丸めています。80g・100gは比較用の例で、公的な推奨量ではありません。
3g分の食品重量は「3 ÷ 文献のg/kg × 1,000」で計算。牛肉は約667gを約670gと表記しています。加熱損失や吸収の違いは計算に含めていません。食品一覧の原典を読む
調理による変化:タラの研究条件
2007年の研究では、タラ10尾から切り出した80片を、生、塩水処理、煮る・揚げる・焼く処理、それらの組み合わせの8条件に分けました。クレアチンの残存率は、塩水処理後で84%、その後の加熱を含む条件では68〜78%と報告されています。
焼く・揚げる・煮る方法の間で、残存率に統計的に明確な差はありませんでした。この試験だけで調理法の優劣を決めたり、家庭の魚料理すべてに同じ減少率を当てはめたりはできません。研究の要約を読む
出典・商品情報の確認日:2026年9月23日。
参考文献
- Wuertzら:Creatine: A valuable supplement in aquafeeds?(2023年。食品含有量は表1)
- 米国NIH:運動・スポーツのためのサプリメント/Creatine(体内合成・働き・研究の補給量)
- Kreiderら:国際スポーツ栄養学会のクレアチンに関する見解(2017年)
- タラの塩水処理・調理とクレアチンなどの損失(2007年、Journal of Food Composition and Analysis)
- Harrisら:肉・内臓などのクレアチン濃度の分析(1997年)
- 女性・ヴィーガンなどに関するクレアチン研究のレビュー(2025年。卵・乳製品・植物性食品の記述を参照)
私の毎日に合うタイプを、詳しく。
香料・着色料不使用のノンフレーバーと、果実の風味を楽しむラズベリーレモン味。原材料・使用案内・価格を商品ページで確認できます。
注文・予約受付は準備中です。2026年11月1日より順次発送予定 予約販売のご案内

